8月31日。
何の祭日でもない。
何の記念日でもない。
それなのに、とてつもない意味を持っている日!
あ~・・・夏休みも終わりです。外は雨が降っています。これは、もう秋の雨なの。
“帰れない二人”
静かに、静かに。
沈黙の音に耳をすませてみたい。
煙草の煙と、もつれる想い。
あなたは、誰かに似ているようで、誰にも似ていない。
人気者なのにひとりぼっちで。
強いのに弱い。
風の歌と虫の音が、静かに私とあなたの間を流れてゆく。
私はちっとも眠れないのに、あなたはどこか遠くにいる気がする。
近いのに遠い。
かさこそ、と煙草を探る音だけが、
私を安心させる。
私たちは多くを語らない。
思っていることの半分しか口に出すまいと決めて、
思っていることの半分しか語るのことのできなくなった、
あの主人公のように。
私たちは、夜の丘で、
語れない想いを、時間の長さに変えてじっと座っていた。
季節の終わりに吹く風は、
どこへいくだろうか。
“糸井先生”
ジャズの好きな先生は、
ウッドベースのように、低く、ささやかで、澄んだ声で話すものだから、
私はとなりで、
なにか心地よい音楽を聴いているようになっていた。
夜の道路が終わりに近づくのは、
コンサートの終わりのようで、
また聴きにきますというと、
その先生はおだやかに、「是非」と。
美しい余韻がいつまでも私をつつんでいる。
世界にはこんなにも美しい人びとがいて、
私はその人びとの出会えているという事実!
もう、23歳になってもいい。この夏は、どこをかじっても甘い蜜のこぼれだすような、濃密な日々だった。
昨日のおかげで、明日という日を忘れてしまいそうだ。
また、過去に生きはじめている。
8月31日。琵琶湖博物館で魚をみて、ジョゼを思い出した日。
死んだモンかあ。
何の祭日でもない。
何の記念日でもない。
それなのに、とてつもない意味を持っている日!
あ~・・・夏休みも終わりです。外は雨が降っています。これは、もう秋の雨なの。
“帰れない二人”
静かに、静かに。
沈黙の音に耳をすませてみたい。
煙草の煙と、もつれる想い。
あなたは、誰かに似ているようで、誰にも似ていない。
人気者なのにひとりぼっちで。
強いのに弱い。
風の歌と虫の音が、静かに私とあなたの間を流れてゆく。
私はちっとも眠れないのに、あなたはどこか遠くにいる気がする。
近いのに遠い。
かさこそ、と煙草を探る音だけが、
私を安心させる。
私たちは多くを語らない。
思っていることの半分しか口に出すまいと決めて、
思っていることの半分しか語るのことのできなくなった、
あの主人公のように。
私たちは、夜の丘で、
語れない想いを、時間の長さに変えてじっと座っていた。
季節の終わりに吹く風は、
どこへいくだろうか。
“糸井先生”
ジャズの好きな先生は、
ウッドベースのように、低く、ささやかで、澄んだ声で話すものだから、
私はとなりで、
なにか心地よい音楽を聴いているようになっていた。
夜の道路が終わりに近づくのは、
コンサートの終わりのようで、
また聴きにきますというと、
その先生はおだやかに、「是非」と。
美しい余韻がいつまでも私をつつんでいる。
世界にはこんなにも美しい人びとがいて、
私はその人びとの出会えているという事実!
もう、23歳になってもいい。この夏は、どこをかじっても甘い蜜のこぼれだすような、濃密な日々だった。
昨日のおかげで、明日という日を忘れてしまいそうだ。
また、過去に生きはじめている。
8月31日。琵琶湖博物館で魚をみて、ジョゼを思い出した日。
死んだモンかあ。