2007年10月

同士


 怒っているあの子が好きだし、泣きじゃくっているあの子も好き。

 感情むき出しで、対峙しているのがすき。

 しょげているあの子も、ぼ~っとしているあの子も、もじもじしているあの子も好き。

 学力テストの答案を持って帰りたがらなくて、こんなものぼくには意味がないっていうあの子も、

 学力テストの結果がよくなくて、これじゃあママに怒られる~って、帰りたがらないあの子も、

 先生、髪染めた~?って、何回も何回も聞いて来るあの子も、
 
 先生って、毎日髪型変えてるやんなって言ってくるあの子も、

 君達は、女性にモテるよって言ってやる。

 ほんまにムカつくし、ほんまにどうしようもないし、ほんまに、ええかげんにせえよって思うけど、

 それでも、ああ、なんてかわいいんだって思ってしまう

 ほんとに、罪な奴らだぜ。

 共に生きる同士。

 標準語も、文法も、あんまり意味がなく思えて、困る。

 恋人達は、自分達だけの言語を持つっていうけれど、

 そうなりたいのかもしれない。

 感覚的に。

 ほんとは、標準語を教えないといけないんだろうとか、文法を教えないと、とか思うんだけど、

 どうにも、こうにも、そういう気分にはなれないんだなあ。彼らといると。

 どうでもいいことと、許せないことははっきりしてて、私の中で、どうでもいいことがいっぱいなんだな~。ゆるいなあ。

 子どもも、それにちゃんと敏感に反応してて、私が、どうでもよくない話をしてると、ちゃんとびしっと聴いてるし、

 逆に、わたしがどうでもいい話をしてると、ちゃんと、ゆる~くきいてる。

 抜群の、コミュニケーション。

 空気を読む・・・だよね。あんた達の感性を私は買うよ。

 怒ってても、子どもの顔みたら、笑っちゃうから、

 どうしたもんかな!

 でも、明日がやっぱり楽しみ。いやいや、私も、君達も、もうちょっと、賢くなろうな。

自分だけの泉


 めぐっていく。いろんなことが。

 テレビをつけると、「ねむの木学園」の番組。この番組を見るのは2回目なのに、それでも、じっと見てしまう。何か、胸に響くものがあって、それを、半分くらいは、意識しているけど、その半分は、何かわけのわからない感情だと思う。

 いつか訪れたいと思っている。

 いつか、ううん。いつかじゃない。できるだけ、はやく。絵が私を呼んでいる。

 全部、運命。

 それと、使命感。





 ジュンク堂で3冊の本を購入。

 「疲れすぎて 眠れぬ夜のために」内田樹
 「合気道とラグビーを貫くもの」内田樹・平尾剛
 「勝手に絶望する若者たち」荒井千暁


 おもしろい、おもしろい。漠然としていたこと、自分の心だけで感じて、しまったままにしておいたことを、他の人も感じていて、それを、整理された文章で読めて・・・!読書の秋だ。


 今年の秋も、特別な時間になってゆくんだろうな。

 秋が一番好き。

 秋も、私を好きだと思う。

 去年のあの頃には、今の私を描けなかった。

 でも、こうなる運命だったんだろう。

 あの時の号泣も、あの時の後悔も、

 全ては、用意されていた最善。

 そう思うように生きていたら、

 私は、こんな私になった。

 何を特別とするかは、私が決めて、

 誰を師とするかも、私が決める。

 

 果てしない海を、持っている人と、

 森の中に自分だけの泉を持てる人。

 

 「世紀末の詩」の季節です。愛について考えよう。

 

 



 






おれ、ポリエステルー!

 この秋初めて!金木犀の匂いがした。 平等院に向かう途中の道。一気に心が奪われてゆく。わけのわからない気持ちが満ちる。幸せの中に切なさと夢がまじったような・・・。大好きな匂い。

 やってきた!私の大好きな季節。いろいろ、考え込むことはたくさんあるけれど、季節は秋。乗り越えられるきがする。金木犀の香りのおかげで、生きていける気がする。

 書き留めておかないといけないことはたくさんあったけど、気力が湧いてこない。

 無印良品の「体にフィットするソファ」はかなり心地よし。

 それに座ってフラガールを観る。ああ~踊りてえ。

 鏡の前でフラダンスしてみたり。

秋は、茶色、茶色、茶色!!!

 エリカが誕生日に送ってくれた洋服が、すっごく気に入った。エリカが古着屋で買った服。でも、ユカが着たほうが似合うからって。

 本当に私好みの色合いで、感激です。ありがとう、エリカ!
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 「な~フジコ~、来年うちの担任してな~」
 「うわ~うれしいわ~そんなん言ってもらえて。でも、先生来年一年生かもしれんわ~」
 「え~そうなん。でもフジコ、一年生の先生っていう感じがするから一年生でもいいよ~」
 「ふ~ん・・・!」

 去年となりのクラスだった子どもとの会話。なぜか私のことをフジコと呼ぶ。不思議な子。

 ・・・朝、登校班で来たことすれ違う。私を見るなり、「あ~、変な先生や。」、とある5年生。その子は、5年の中でも、筋金入りのヘンテコな少年。君に言われたくないわ!と笑ってしまう。

 うちのクラスの天然くん。「先生、なんで髪の毛くるくるな~ん?」と毎日のように聞いてくる。そして、櫛で私の髪の毛をといて、「まっすぐになった~」とか言って喜んでいる。

 この前の社会で、「貿易」の話になって、衣料品のタグを見て、みんなで、「中国製」とか、「日本製」とか言ってたら、その子がいきなり大きい声で、「おれ、ポリエステルー!」みんな唖然。その後爆笑。天然くんは、なぜ笑われているのかわからず。だから、天然なんだよね。いや~、君は天才だ。

 運動会が終わって、ちょっとほっこりの教室。教室に入ってくる風も涼しくて、気持ちいい。

 「先生~、お楽しみ会、明日もしよ~」と何人かの子が言ってくる。

 「きみら、あんだけ暴言言ったり言われたりしながらお楽しみ会して、それでも楽しいの?」「うん、楽しい」・・・理解不能。

 「だって、先生、おれら、家ではゆっくりできんねんで~。学校で休ませて~」「そうなん。。。」

 運動会の目標達成のお楽しみ会をしたが、ドッジボールでは、もう、罵倒しまくり。それでも、楽しかったと笑顔で言う君達は、私とは違う星の人かも・・・ヒラモリ星人だ。

 毎日、あきることはありません、が!彼らをどうこうしようとすると、それはそれは・・・大変だ!

 フラガールの蒼井優ちゃんの強情さを見て、ああ、私もこんな感じだったなあ、と自分の10代を思い出す。

 親に子どもは変えられない。教師に子どもは変えられない。

 親の言うとおりになんか生きてやるもんか、くそったれ!と思っていた10代。

 結局、子どもはたくましく、人になっていくんだろうなあ。教師があれこれ心配したところで、その心配なんかよそに・・・。

 あんまり、細かいところにこだわらず、やってくかな~。。。

 
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