2008年02月

ぬかるみの中で



金曜の夜。うきうきする日と、どんよりする日と半々くらい。半分笑って、半分泣いてる。

 昨日は、ふて寝。月曜日は、子どもと接することに余裕があるのに、金曜くらいは、やっぱり、言わなくてもいいことまで言ってしまうような気がする。そんな自分に自己嫌悪。

 「耳をすませば」を観るつもりだったのに、またまたソファーで寝てしまう。12時間睡眠…疲れてるんやろうか。

 土曜の夜。やる気に満ちている日と、無力感に苛まれる日と半々くらい。

 いろんな先生や、アーティストさんや、友達…とにかく、色んなブログを読むんだけど、なんだか、溜め息ばっかりでるようで。自分の無知と非力を感じて、努力する気さえどっかへいっちゃう。どういうこっちゃ、これは。

 ああ、もう何もかも投げ出したい!とさえ思う。自分には合ってないんじゃないかって思う。

 自分が正しいと思うことが、いっぱい覆されるし、それは、おもしろくもあれば、しんどくもある。

 自分は何を信じてやっていくか。それが、見定められないことは、しんどい。

 優柔不断だ。そのくせ、決められないことに、イライラする。

 

 新しい服を買うのは苦手だ。流行物を買うのも苦手だ。着こなせない、という前に、決めきらなくて、買えないというのが本音。

 たくさん同じ商品がありすぎて、買う気がうせる。というのも、どれを買っても同じに見えるし、迷うことにとてつもない労力を使い、結局買ったあとも、もっといいものを見つけて、後悔が押し寄せるから、いやなのだ。

 その点、古着はいい。たいてい、一着しかないし、誰も同じものを着ていないし、安いから、思い切りもいらないし、柄も、デザインも、古さゆえの新鮮さがある。

 それに、運命の出会いを感じる。ああ、この服には、ここで出会わなければ、もう出会えないだろうというような、感覚。

 私は、そういう出会いが好きだ。そこで、その服を買わなければ、一生後悔するなと感じさせるような。買ったあと、いつまでも、この服を買ってよかったと、思い続けられるような愛着を持てる服が好きだ。


 服の話は、自分の全てに通じている気がする。

 教育に関しても、私はそうだと思う。

 みんなが「いいよ~」って言って、こぞってやることは、一歩引いてしまう。みんながやるなら、私はやらなくていいやって思う。みんながやるなんて、なんか、胡散臭いな、とも思う。

 きっと、これをやらなくても、私は後悔しないだろうな、と思う。

 でも、運命の出会いを感じさせる実践は違う。出会ったらいてもたってもいられない。とにかく、直接連絡を取りたいし、会いにいきたい。自分のものにしたい。

 狙った獲物は逃がさない。

 そんな感覚。

 全ては、運命。出会うべくして、出会うのだ。

 自分の感覚を信じる。

 すごく、アンバランスな私。今は、色々、揺れている。

 堕ちる、堕ちる。

 

 中学生の頃、デザイナーになりたかったな。

 洋服が、大好きだった。

 んんん・・・・

 先週、「ほぼ日手帳」を買った。友達のブログで存在をしり、どうしてもほしくなって、即行動。

 私は、とにかく、ほしいと思ったものは、絶対手に入れたい。多少のお金がかかっても、できるだけ速い時間で。そうしないと、満足できない。

 これも、現代の病にかかっている証だろう。駄目だ・・・一度便利さをしってしまうと、体がそれに馴染んでしまって、これまで満たされていたはずなのに、不満がおしよせる。

 ほんと、自分はおかしい、とよく思う。

 まあ、それはもう仕方ないから、それはおいといて。

 その「ほぼ日手帳」には、一日ひとつの名言がページに記されている。

 それをパラパラ読むのが楽しい。

 “他の人をうらやんだり妬んだりするのは、
  自分という人間を自分で創っていく上で、避けて通れない道筋だと思います。
  自分を他人とくらべることで、人は自分を発見し、成長してゆくのではないでしょうか。
  羨望も嫉妬も生きるエネルギーです。”<『谷川俊太郎質問箱』より>


 そうだ、そうだと思う。

 「自ら学ぶ」ということは、他者の中で自分を認識していくこと。

 私は、教育は、そういう、妬みとか、自己否定とか、そういう、どろどろしたものの中に埋もれていると思う。

 あたりさわりのよいものは、結局、自分の中の何物もえぐり出さないと思う。

 一方で、私は、自分の殻がすごく大切であったりもする。そういう殻を、守れる場所が必要にも思う。

 私は、自分の中からえぐり出すことをためらっている。あたりさわりのないことをしようとしている。でも、えぐり出したい思いはある。でも、ためらっている。

 でも、子どもが、ぐさりと入ってくる。揺さぶってくる。ぶつかってくる。

 んんんんん。


 だめだ、うまく吐けない。頭がぐるぐるまきになったまま、今日は眠らないといけないのね。ふ~。。。

 

ドリームコンサート@平盛小!「たゆたう」と子どもたち

 こんにちは!今年もやってきました、私の働く平盛小学校で行われる、ドリームコンサートのお知らせです。

 ドリームコンサートは、小学校にアーティストをお招きし、ワークショップを実施して、そのワークショップで創り上げられた作品をアーティストと子ども達が一緒にステージに上がり、学校の体育館を利用して、コンサートを開くというものです。

 アーティスト子ども達の夢の共演!まさに、ドリームコンサート!!
 

 第4回目となる、今年は、京都・大阪を中心に活動されている女性二人による音楽ユニット「たゆたう」さんをお迎えして実施することが決定しました。対象となる子どもたちは、私が今、担任している6年生です。

3月1日(土) 13:00開場 13:30開演予定。入場は無料です。
内容は、   ①「たゆたうライブ」
      ②「ワークショップ裏話~曲のできるまで~」
      ③「たゆたう&子ども達による新曲発表」

 宇治市立平盛小学校 体育館にて行います。

 みなさん、ぜひ、ぜひお越しくださいね!質問などは、私のメールアドレス(kaicook@gmail.com)までお願いいたします。

 子どもたちと、「たゆたう」さんとの出会いから、何が飛び出し、こぼれおちるのか、とっても楽しみです!いよいよ、来週からワークショップが始まります・・・
    
企画協力:應典院寺町倶楽部 築港ARCプロジェクト

伊那トリップ with ウェハースの椅子

あれよ、あれよという間に、時が過ぎていきます。気が付けば、もう2月も中旬!

 うそでしょ!?って叫びたくなるくらいです。Time is flying so fast…この台詞、アメリカにいるときは、毎日のように言ってたっけ。あれも、もう3年も前か…。

 さて、先週は、長野県の伊那小学校に行ってきました。

 一人旅のお供は、やっぱり江國香織の小説。今回は、「ウエハースの椅子」。

 江國さんの小説は、日常を描いたものでありながら、旅に出るときに読みたい本です。一つの理由は、それはきっと、1人であることの寂しさを、本の主人公と半分こできるから。

 私は、江國さんの小説に出てくる女性が好き。そして、その女性が恋する男性のことも好き。

 江國さんの文章によって、自分の中のあいまいな感情が、はっきりと輪郭を帯びることが多い。

 ああ、こんなふうな感じ方をしてもいいんだ。

 ああ、こんなやり方があってもいいんだ。

 むしろ、これは、私のこれまでの方法より、ずっと詩的で、好ましいじゃない!

 そんな発見をするのが楽しい。

 そうすると、私の心が、またひとつ感じ方を手に入れて、しなやかになって、踊りだしたり、音楽を奏でたりする。

 江國さんの文章を読めば、人に会いたくなるし、誰とも会わなくても平気になる。

 矛盾しているけど、どちらも本当なのだ。

 

 ・・・本当は、伊那小のことを書きたいのだけれど、流れで、自分のことを今日は話そう。

 私は、アクティブと見られることが多くて、休日は、色んな所に出かけている印象が強いらしい。

 でも、実際の私は、どちらかといえばインドアで、休日も、家で過ごすことが圧倒的に多い。

 家で、音楽かけながら、本を読んだり、アイロンがけしたり、何もしなかったりすることをこよなく愛している。何気ない日常って素晴らしい。

 朝はゆっくり寝て、遅めの朝食をとり、掃除、洗濯、洗い物。今日はとてもいい天気だったので、布団をほして、自分もついでに日光浴。そして、PCとにらめっこ。夕方になると、さすがに、誰とも会わない休日は…と思い出し、買い物へ。夕食の材料を買って、ご飯の準備をして、ご飯を食べて、終わったら、明日の教材研究…

 たいてい日曜なこんな感じだ。

 あまりに、家が好きすぎて、どこにも行きたくなくなる。

 でも、そういう自分にうしろめたさを感じて、時々、飛び出す。

 その繰り返し。

 さてさて、今回から、旅のお供にユーラシア・トランクが加わりました。一気に旅が楽しくなりました!だってとってもかわいいんだもん!

 このトランクをゴロゴロ転がしながら、1人でどこへでも行けるわって思います。

 “旅が好きな理由の一つに、旅行鞄がある。旅行鞄は、物事をわかりやすくしてくれる。私が生活するのに何が必要か、残酷なまでにはっきりわかる。”   - 江國香織『とるにたりないものもの』より 
 

 高速バスやホテルをネットで予約して、準備万端!だったのに、「深草」と「藤森」の駅名が混乱して、結局降りる駅を間違えて、タクシーを拾うはめに。

 う~ん。先行き不安な旅の始まり。とりあえず、「京都深草→伊那IC」まで4時間のバス旅スタート。

 でも、隣の席に座ったおば様と仲良くなって、天津あまぐりやら、パンやらもらって、名刺交換までしてサヨナラしました。

 コンビニのおっちゃんも、遅い時間に、中心街からはかなり離れたICで降りたにもかかわらず、伊那名物「ローメン」が食べたいという私に、地図をコピーして丁寧に接してくれました。タクシーのおじさんにも恵まれました。

 感謝、感謝。
 
 ローメン発祥の店、「萬里」にて夕食。羊のお肉が入った、ラーメンのような、やきぞばのような、不思議な食べ物、ローメン。スープやきそばって感じかな。

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 う~ん、もうちょっと、お酢を・・・今度は、にんにくも・・・と、テーブルクッキングを楽しんで、完食!ちょっと癖があるけど、なかなかおいしかったです。野菜たっぷりがうれしい~。

 長野は、雪は降ってないものの、冷え込みが京都以上にきつい。底冷えです。ぶるぶる。

 でも、星がきれいで、たちどまりながら歩く。

 泊まったホテルもあたり!満足、満足。

 そうして、1人旅の夜は更けていきました…
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