「ねえ、チューして」

 (そんなかわいい顔で、そんなこといわないで~。はいはい、ちゅっ!)

 「うわ~せんせい、ちゅってしはった~」
 
 最近、やたら私になついているIくん。最初は人見知りだったのに、変わったな~。愛らしすぎる・・・。

 「せんせい、だいすき」

 ああ~、耳元で、そんなふうにささやかれると、ほんとうにくすぐったいから。

 

 最近、子どもたちのかわいさが、パワーアップしてきた気がする。

 きっと、ちょっくらクラスが落ち着いてきたのもあるし、子ども達が私に慣れて、甘えることも上手になってきたのもあるし、私自身に余裕ができてきたのもあるし・・・。

 ああ、ここはゆるめていいな、とか、ああ、ここは、許さず厳しく・・・とか、力の入れ加減、抜き加減が、感覚でわかってきたようにも思う。

 とにかく、子ども達の存在そのものが、愛おしいわ。

 課題があったり、なかなか関係が作れなかったりした子が、抱きついてくるようになったり、色んなことを話してくれたりするようになることに、感激する。

 ああ、この時期に、あふれてくるのか~。コップの水。なるほど、なるほど。焦っちゃやっぱりだめだね。愛には、たっぷりの時間が必要。

 この前、AETの先生が初めてこられたんだけど、もう、そりゃあ、超エキサイティング。

 「え~?英語の先生どうやってきはったん?」「バス?ひこうき?」

 「な~ひこうきは、どこにおいてあるん?」(学校にひこうきで来たと思っているらしい)

 金髪をものめずらしげに眺め、大きな手を合わせて比べ、給食のスプーンは、自分の子ども用スプーンを貸してあげ、一緒に「ウォーリーをさがせ」をして、昼休みは、おにごっこおにごっこ!

 英語がしゃべれずとも、どんどん関わっていくのが、本当に素敵だし、かわいらしい。

 1ねん1くみ。

 毎日、ハグハグ。

 毎日、キスキス。

 すっごいアメリカンな毎日だこと。

 それにしても、子どものこんなかわいい時期を、一緒に過ごせるなんて、お母さん達からしたら、すっごいうらやましいんじゃないって思っちゃうくらい。

 この喜びとか、かわいらしさとか、くすっと笑っちゃうこととか、やっぱりその場にいないと、共有できない。共有することで、感動は倍になる。

 もう!っていうのは、今日のタイトルで、

 それは、2つの意味があって、

 「もう、ほんとにかわいいんだから~」という子どもへの内心のつっこみと、

 「もう、この思いをどうやったら伝えられるのかしら~」という、幸せなもどかしさの

 「もう!」なのです。

 あ~色々あるけど、毎日は、幸せ。